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中医臨床 通巻92号(Vol.24 No.1)

中医臨床 通巻92号(Vol.24 No.1)

商品コードc92

特集/「辛開苦降」法と半夏瀉心湯
2003年 3月20日発行

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◆本号の主な内容

【特集/「辛開苦降」法と半夏瀉心湯】
■【企画】伝統鍼灸とは何なのか――石田秀実先生の講演を聴いて
■インタビュー◎薬膳・清代宮廷医学・中医眼科を語る――周文泉・沙鳳桐先生
■RAに対する修治附子末の止痛効果
■上海リポート◎老中医の経験をいかに継承するか
■岐阜大学医学部での針灸臨床◎李氏針法の臨床応用経験


 
  • ◆目次
    • 
      第92号(第24巻第1号)
      
      
      * 企画/伝統鍼灸とは何なのか?/石田先生の講演を聴いて/
       ・後藤修司先生インタビュー(谷田伸治)
       ・伝統鍼灸に求められるもの(篠原昭二)
       ・現象にもとづいた鍼灸の再構築を(形井秀一)
       ・石田先生の講演を聴いて(宮川浩也)
       ・中医学の未来について――中国に留学して考えること(斉藤宗則)
       ・気の思想と科学とはどのような関係にあるのか?――石田秀実先生の講演の要約――(渡邊賢一)
      【特集/「辛開苦降」法と半夏瀉心湯】
       * 特集を読むためのポイント
       * 「辛開苦降」の意味(劉興武)
       * 半夏瀉心湯――痞証(寒熱錯雑痞)治療の代表方剤(小金井信宏)
       * 『傷寒論』瀉心法の方剤構成・用薬の特徴(呉文剛)
       * 半夏瀉心湯研究の概況(羅世杰)
       * 半夏瀉心湯の加減応用の実際
      * 症例からみた効果/RAに対する修治附子末の止痛効果(江部洋一郎)
      * 上海リポート/老中医の経験をいかに継承するか?/第3期全国老中医専家臨床経験高級講習班に参加して(藤田康介)
      * 医学生・研修医・プライマリケア医のための中医学講座<第2回>現代医療に中医学を取り入れる(入江祥史)
      * 連載/私の診察日記<2>(風間洋一)
      * インタビュー/薬膳・清代宮廷医学・中医眼科を語る――周文泉・沙鳳桐先生に聞く
      * トピックス/モデル・コア・カリキュラムに漢方医学――医学教育に改革の波(谷田伸治)
      * 李世珍の針/
       ・岐阜大学医学部における針灸臨床/李氏針法の臨床応用経験(鎌田剛)
       ・質問会リポート後篇/李家・家伝針灸の奥義にせまる(新国豊・榎本洋子)
      * 針灸質問コーナー
       ・37/衛気とはどんなもの?(関口善太)
       ・38/視野狭窄の症例(呉澤森)
       ・39/押し手の必要性について(何金森)
       ・40/承扶穴に施灸することはあるの?(福島哲也)
       ・41/諸陽の会と諸陰の交(左合昌美)
      * 弁証論治トレーニング<37>高脂血症
       ・回答へのコメント(呉澤森・高橋楊子) 
      * 温故知新/老中医の鍼灸に学ぶ<3>後篇/「錬気(気の鍛錬)と指力の練習を語る」(承談安)
      
      *―*―* ここに注目! *―*―*
      ■李世珍先生の針―李氏針法の臨床応用経験 鎌田剛
       大学病院の内科病棟で、鎌田先生は他の医療スタッフから全幅の信頼を得て、鍼灸師として治療にあたっている。不眠・食欲不振・便秘から、救急・術後疼痛・運動器疾患などのさまざまな疾患に対し、針灸治療を行うなかで、李氏の針は大変有効であると述べている。その理由として、患者の受け入れが良いこと、再現性が高いこと、学びやすいこと、針感が病所に至りやすいこと、湯液と併用しやすいことをあげ、「雑病には李氏」という認識をもつほどに李氏の針法は有用かつ信頼性が高いとしている。
      
      ■RA(関節リウマチ)に対する修治附子末の止痛効果
       RAの多くの治療経験をもつ、京都・高雄病院の江部洋一郎先生が、中医学的な病態分析・治療法を解説し、ご自身の治療患者の著効症例を紹介している。毒性が広く知られ、使用が控えられがちな附子だが、「修治附子末」は毒性が生附子の20分の1であり、炮附子よりも温性が弱いため、修治附子末の投与はRAの治療において大変有効であるという。。
      
      ■企画/伝統針灸とは何なのか?―石田先生の講演を聴いて
       昨年の日本伝統鍼灸学会での石田秀実先生の講演、「気の思想と科学とはどのような関係にあるか?」が反響をよんだ。伝統医学の本質について、また今後の針灸医学の発展に何が必要なのか、日本の針灸界を代表する4名の先生方がそれぞれの考えを語られた。また北京中医薬大学大学院に在籍する鍼灸師から、中医学における針灸についての見解を述べてもらった。 
      
      
 

 
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