古典から学ぶ経絡の流れ
商品コードISBN 978-4-904224-47-2
編著者:浅川 要
B5判 並製 2色刷 176頁
2017年 8月10日(第1版)発行
B5判 並製 2色刷 176頁
2017年 8月10日(第1版)発行
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鍼灸教育を補完するサブテキストとして
東洋医学にもとづく鍼灸治療を志すなら,経絡流注の全貌を把握すべし。
鍼灸治療においては経穴の主治に依拠するだけでなく,その経穴が所属する経絡の流注に着目しなければならない。さらに経絡流注の理解は,本経だけでなく絡脈や経別も含めた全体的なものでなければならない。
■本書の紹介■
◇歴代の鍼灸書には,各経穴に「主治」と「刺灸手技」が記載されている。その主治の多くは「経脈の通じる所は,主治の及ぶ所」といわれるように,経穴が所属する経絡の循行部位における病症である。
◇つまり各経穴の主治を理解する際には,各経脈の循行を把握しなければならず,それは本経だけでなく,絡脈や経別までを含めた全体的な経絡をとらえなければならない。
◇書では経脈循行の理解を深められるよう,各経脈ごとに『素問』『霊枢』から,経絡の循行に関する部分(経別・絡脈・経筋など)を取り出してまとめた。
◇さらに『類経』(明代・張介賓)から『霊枢』経脈篇の各経脈流注に関連する部分をそれに附し,日本語訳を施した。
◇鍼灸教育を補完するサブテキストとして活用していただきたい。