会社概要

会社紹介

中国医学の普及を推進するパイオニア

この30年ほどの間に，わが国のみならず世界において東洋医学が注目を浴びるようになり，東洋医学は21世紀の医学としてたいへん期待されています。 当社の『中医臨床』が創刊されたのは，1980年のことです。直前の1970年代に中国の針麻酔が成功し，それを契機に伝統医学に対する世界的な再評価が行われようとしていたまさにその頃でした。以来，『中医臨床』は臨床現場に役立つ情報を伝え続け，中国の伝統医学である「中医学」を普及・推進するうえで大きな役割を果たしてきました。また，日本国内の中医学実践家と密接にコミュニケーションを取り，先生方の優れた経験を吸収し，それを全国に伝える活動も行っています。 当社は小規模な出版社ですが，その歴史は，日本における中医学導入の歴史そのものです。創業以来，当社は着実に力をつけて発展してきました。基礎が固まったいま，新しい飛躍を目指しています。

中医学を専門とする刊行物

『中医臨床』は，中医学の教育機関の少ない現状では，日本国内の中医学学習者を支える雑誌となっています。当社では，『中医臨床』とあわせて，関連専門書籍・学習参考書を発行しており，古典から教科書・学習書・辞典・図解書まで，この分野の重要な書籍の発行に努めています。

中国との密接な協力関係

中医学を日本に導入していくうえで，中国と緊密な協力関係を保つことは非常に重要なことです。当社では中国政府をはじめ，中国各地の大学・研究機関・現場の医師を含めて幅広い交流関係をもち，共同で出版活動を展開しています。最近では，中国の中医学専門の新聞社である中国中医薬報社と提携し，情報交換を行っています。また，中国国内にも情報拠点を設け，最新情報の収集を目指しています。

翻訳から世界に通じる医学書を目指す

現在当社では，中国の出版物や文献を翻訳出版することが主な業務となっています。今後は，さらに日本国内で中医学に関するより多くの著作が生まれ，それらを世界に発信していけるようになることを期待しています。