日中傷寒論シンポジウム記念論集(中医臨床 VOL.3 臨時増刊号)
商品コードshoukanron-sympo_1982-rinji-zokan
B5判 並製 383頁
1982年 5月15日(第1版)発行
1982年 5月15日(第1版)発行
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健康は台所でつくられる
薬膳の教育・研究活動で活躍する著者が書き下ろした古代中国からの食養生。
■本書の内容■
医薬は,食べ物による病気治療の経験を重ねていく過程で,食材と薬とが分化したことが始まりです。「食薬同源」「食医同源」の原点はすでに2千年前の古代中国においてみられます。そして食事療法は医者として必ず身につけなければならない知識でもありました。名医は食医でもあったのです。数千年もの時の流れの中で,食が発展し,医学も進歩してきました。「医薬は台所から生まれた」というゆえんです。
日本でも「薬膳」はすっかり定着し,本やインターネットを通して厖大な数の薬膳に関する情報が日々更新されています。薬膳はこの古代中国から始まる「食と医薬」の強固な結びつきにもとづき確立されてきました。本書では古代中国からの食養生をやさしい語り口で紐解きます。