中医臨床 通巻129号(Vol.33 No.2)
商品コードc129
特別連載/血液疾患
2012年 6月20日発行
2012年 6月20日発行
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【特別連載】血液疾患
中国では古代より血液疾患を認識してきたが,現代的認識のごく一部にすぎなかった。
現在では,血液学の概念が確立し,ほとんどの疾患で西洋医学的な標準治療が確立している。
そこに,中医学的治療が入り込む余地はあまりない。
中国では,この領域のあらゆる疾患に対して,中医学的認識とその弁証論治が示されているが,日本の医療状況にそぐわない点も少なくない。
そこで,今号では,比較的漢方治療の対象となることの多い疾患について弁証分型と方剤を提示し,さらに,血液疾患治療に伴って現れる副作用に対する「支持療法としての漢方」について紹介する。
中国では古代より血液疾患を認識してきたが,現代的認識のごく一部にすぎなかった。
現在では,血液学の概念が確立し,ほとんどの疾患で西洋医学的な標準治療が確立している。
そこに,中医学的治療が入り込む余地はあまりない。
中国では,この領域のあらゆる疾患に対して,中医学的認識とその弁証論治が示されているが,日本の医療状況にそぐわない点も少なくない。
そこで,今号では,比較的漢方治療の対象となることの多い疾患について弁証分型と方剤を提示し,さらに,血液疾患治療に伴って現れる副作用に対する「支持療法としての漢方」について紹介する。
◆本号の主な内容
【特別連載/血液疾患】
巻頭企画◇プライマリ・ケアを支える中医学 ~中国リポート~
■[大剤の応用]黄耆(仝小林)
■[傷寒論歴史考]『傷寒論』のルーツを探る ~『湯液経法』(銭超塵)
■[傷寒論講座]宋板の少陽篇って何だろう(別府正志)
■[鍼灸症例]「中医鍼灸 実践へのみちすじ」を示す3症例
■[穴性論]第2穴 「太衝」(金子朝彦ほか)
■[私の鍼灸補瀉手技]意念・意守をもちいた補瀉手技(奈良上眞)