中医臨床 通巻149号(Vol.38 No.2)
商品コードc149
特集/薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(後篇)
2017年 6月20日発行
2017年 6月20日発行
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薬局漢方の魅力
【特集】薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(後篇)
前号に引き続き,薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用について取り上げる。
現在,わが国では一般用漢方処方として294処方が承認されており,薬局では一般用医薬品(OTC)としてそれに含まれる漢方製剤のほか,294処方以外および中医学処方を由来とする生薬製剤などが販売されている。これらの製剤のなかには医療用にはない種類や剤型のものがあり,ユニークな方剤も少なくない。
冒頭の座談会では,再び猪越英明先生・毛塚重行先生・今井太郎先生にお集まりいただき,前号に引き続き,一般用漢方・生薬製剤の運用において中医学の知識がどのように活かされているのか,また中医学的に活用することにどのような意義があるのかを示す。さらに各論として生活習慣病・アレルギー性疾患・自律神経系疾患などを取り上げてお話いただいた。処方解説では,前回同様,深谷彰先生に生活習慣病・アレルギー・自律神経系で応用されるものとして,7処方を選択していただき解説を加えていただいた。
【特集】薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(後篇)
前号に引き続き,薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用について取り上げる。
現在,わが国では一般用漢方処方として294処方が承認されており,薬局では一般用医薬品(OTC)としてそれに含まれる漢方製剤のほか,294処方以外および中医学処方を由来とする生薬製剤などが販売されている。これらの製剤のなかには医療用にはない種類や剤型のものがあり,ユニークな方剤も少なくない。
冒頭の座談会では,再び猪越英明先生・毛塚重行先生・今井太郎先生にお集まりいただき,前号に引き続き,一般用漢方・生薬製剤の運用において中医学の知識がどのように活かされているのか,また中医学的に活用することにどのような意義があるのかを示す。さらに各論として生活習慣病・アレルギー性疾患・自律神経系疾患などを取り上げてお話いただいた。処方解説では,前回同様,深谷彰先生に生活習慣病・アレルギー・自律神経系で応用されるものとして,7処方を選択していただき解説を加えていただいた。
◆本号の主な内容
【特集/薬局における漢方・生薬製剤の中医学的運用(後篇)】
■[巻頭インタビュー]中医学は柱に過ぎない 基本概念を押さえて自分自身で思考する(仙頭正四郎)
■[杏林春秋]宋以前『傷寒論』考:悪風の麻黄湯(岡田研吉)
■[医療用漢方エキス剤の中医学的理解とその運用]四君子湯篇:脾胃病②(渡邊善一郎)
■[特別インタビュー]日本に中医学を普及・啓蒙したパイオニア(兵頭明)
■[中国取材]梅花鍼灸学派・周楣声先生の鍼灸を継承して(蔡聖朝)