「証」の診方・治し方2 ―実例によるトレーニングと解説―
商品コードISBN 978-4-904224-63-2
著者:呉澤森・高橋楊子
B5判 並製 352頁
2019年 4月 5日(第1版)発行
B5判 並製 352頁
2019年 4月 5日(第1版)発行
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この症例はどのように分析・治療すればよいのか 第2弾
呈示された症例をまず自力で解き,その後に解説を読むことで「証」を導く力を鍛える
■本書の内容■
前書『「証」の診方・治し方-実例によるトレーニングと解説-』およびその続篇となる本書は,厳選した30の症例を取り上げ,まず患者情報を呈示したうえで,その治療についての解説を鍼灸・湯液2つの面から行ったものである。
解説を読む前にまず自分で証を導き処方や配穴を考えることで,弁証論治のトレーニングができる。取り上げた症例は実際の臨床例。長年,中医教育に力を注いできた経験豊富な著者らによる丁寧かつ実践的な解説で,初学者から中級者のトレーニング用として,また症例集としてすべてのレベルの人におすすめできる本。
■本書の特徴■
◇患者情報の呈示→自分で弁証してみる→解説を読む,の流れで弁証論治のトレーニングができる
◇呉先生(鍼灸)と高橋先生(湯液)による,弁証の結果,治療経過,症例分析,鍼灸・湯液治療の解説がわかりやすい
◇弁証は鍼灸・湯液にかかわらず,両方の先生の解説を参考にできる
◇解説では,弁証する際に陥りやすい鑑別点や,実践的なアドバイスがあり臨床に役立つ
◇実際の臨床例を呈示しているので,弁証論治のトレーニングだけでなく,症例集としても参考になる
*本書は,『中医臨床』の連載コーナー「弁証論治トレーニング」の一部を単行本化したものです。誌上では出題・読者回答・解説の形でしたが,単行本化にあたって読者回答は割愛しています。