疾患・症状別 漢方治療 慢性疼痛
商品コードISBN 978-4-904224-69-4
監修者:世良田和幸
B5判 並製 2色刷 128頁
2019年11月27日(第1版)発行
B5判 並製 2色刷 128頁
2019年11月27日(第1版)発行
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疼痛治療の悩みを漢方で解決するヒントがここにある。
■本書の内容■
本書は,慢性疼痛における疾患・症状別の漢方治療について西洋医学,中医学,日本漢方,鍼灸とさまざまな視点から解説をしています。漢方・中医学理論にもとづいた慢性疼痛のとらえ方や,具体的な治療法を体系的に学べる構成になっています。特集とインタビューでは,現代医療における慢性疼痛の漢方(鍼灸)治療の位置づけと役割について掘り下げています。また,日常の臨床における慢性疼痛治療に漢方を取り入れられるように,さまざまな症例・疾患を多数提示。コラムでは,気軽に実践できる漢方ライフについて「痛み」をテーマに“薬膳”“ツボ押し”“養生”の視点から紹介しています。
◆本書の特徴◆
◇長年にわたりペインクリニック医として第一線で活躍し,漢方治療についても造詣の深い,世良田和幸先生が監修。
◇西洋医学,日本漢方,中医学,鍼灸などそれぞれバックグランドの異なる医師・鍼灸師が,疾患・症状ごとの慢性疼痛における漢方(鍼灸)治療について具体的な症例をもとに解説(漢方治療:13例,鍼灸治療:3例)。
◇特集では在宅医療における慢性疾患やがんといった痛みでの漢方の使い方を山口竜司先生に取材。インタビューでは,痛みの漢方治療でけん引役を担う平田道彦先生と難治性慢性痛の研究と臨床の最前線で活躍する滋賀医科大学の福井聖先生にそれぞれ話をうかがった。
◇漢方の初心者には入江祥史先生が慢性疼痛の漢方・中医学での捉え方と治療法をわかりやすく伝える。また,日本の漢方治療の第一人者である織部和宏先生が古典をもとに慢性疼痛の治療について解説。
◇さらにコラムでは,気軽に実践できる漢方ライフについて「痛み」をテーマに“薬膳”“ツボ押し”“養生”とそれぞれの視点から綴る。