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弁証図解 漢方の基礎と臨床 【通称:黄本】
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商品コードISBN 978-4-904224-56-4

編著者:髙山宏世
A5判 並製 555頁
2020年 3月20日(第12版)発行

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定価:2,090(本体1,900円+税)
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【三考塾叢刊】シリーズ

「この病気に使える漢方処方はなにか?」に答える。



■本書の紹介■
「この病気に使える漢方処方はなにか」「現代医学の治療でうまく行かない症状に効くなにかよい漢方薬はないか」という要望に応えられるように編集しています。
前半4分の1は漢方治療に必要な基礎理論,その後は病名別・症状別に弁証の要点と用いられる処方を解説。弁証に必要な症状,脈・舌の所見や腹証はわかりやすいイラストで図示。


漢方医学書のベストセラー『腹証図解 漢方常用処方解説』(赤本)の著者による症状・病名別にまとめた“常用処方解説”。

◆症状・疾患は,日常臨床でよくみられ,漢方で治療し得るものを取り上げている。各症状・疾患は以下の項目で記載。
 【常用処方】その症状や疾患に対して通常用いられる処方を証候別に分類して列記。各処方の生薬の分量は『実用漢方処方集』(薬業事報社)に準拠。記載されている処方は原則として,すべて健康保険に薬価収載され漢方エキス製剤として発売されているもので,それ以外は必要に応じて補遺のなかに付記。
 【疾患の概念】現代医学と漢方医学の両方の立場から疾患や症状や治療に対する考え方を簡単に記した。
 【弁証の要点】その疾患や症状の特徴的な事項をはじめ,弁証に必要な舌証・脈証・腹証などをわかりやすく図示。
 ここまでを見開き2頁内に収め,基本的な事項はこの2頁を見ればおよそ理解できるようにした。
 【処方の運用】列記した処方について,その症状や疾患に関連した事項を簡潔に列記して,処方選択の参考になるよう配慮。
 【補遺】常用処方ではないが著者が有効性を実感した処方をいくつか収録。
 【症例】著者の治験例を収録。
 
  • 著者略歴
    • 
      髙山 宏世(たかやま・こうせい)
      1934年 鹿児島県生まれ
      1962年 九州大学医学部卒業
      1963年 九州大学医学部第三内科教室入局
      1969年 漢方医学の独習開始
      1970年 福岡鳥飼病院内科勤務
      1974年 髙山クリニック(福岡市中央区)開業
      1979年 寺師睦宗先生に師事
      1984年 漢方三考塾(寺師先生)加盟
      2005年 日本東洋医学会奨励賞受賞
      2007年 院長職を辞任
      以後,執筆と講演活動に専念。
      所属学会:日本内科学会,日本東洋医学会
      主な著書:
      主な著書:『腹証図解 漢方常用処方解説』(1988年),『古今名方 漢方処方学時習』(1998年),『弁証図解 漢方の基礎と臨床』(2003年),以上3冊は漢方三考塾叢書,日本漢方振興会漢方三考塾発行。『傷寒論を読もう』(2008年,東洋学術出版社),『漢方赤本』(『腹証図解 漢方常用処方解説』電子版,株式会社オポチュニット,2011年),『臓腑経絡・三焦の弁証と処方』(分担執筆,2011年,たにぐち書店),『いのちを養う漢方講座』(2013年,たにぐち書店),『金匱要略も読もう』(2016年,東洋学術出版社),『腹証図解 漢方常用処方解説[改訂版]』(赤本)(2019年,東洋学術出版社)。