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やさしい中医学入門
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やさしい中医学入門

商品コードISBN 978-4-924954-37-3

著者:関口善太
A5判 並製 204頁
1997年 8月13日(第1版)発行

通常購入

定価:2,860(本体2,600円+税)
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3日間で読める中医の入門書。

入門時に誰もが戸惑う中医学の特異な発想法を,爽やかで楽しいイラストと豊富な図表で親切に解説する。
本書に続いて
『中医学の基礎』に入ると学びやすい。
 
  • 目次
    • 
      まえがき
      
      第1章 今どうして中医学なのか
        1.現代医学の意義と問題点
        2.中医学の意義
      
      第2章 中医学とは(中医学の体系)
        1.中医学に見られる生体観
        2.中医学に見られる病理観
        3.中医学における診断・治療
        4.中医学に見られる医学体系
        5.本書で学ぶ中医学の内容
      
      第3章 中医学の生体生理
       1 気・血・津液
        1.臓腑の大まかな把握
         1.臓と腑の相違
         2.六腑の生理作用
        2.気
         1.気の概念
         2.気の生理作用
         [1]栄養作用
         [2]推動作用
         [3]温煦作用
         [4]防御作用
         [5]固摂作用
         [6]気化作用
         3.気の種類
         [1]宗気
         [2]営気
         [3]衛気
         [4]元気
         4.気の生成と運行
         [1]気の生成に使われる原料
         [2]各気の生成と運行
        3.血
         1.血の概念および作用
         2.血の生理代謝
         [1]血の生成
         [2]血の運搬
         [3]血の貯蔵
        4.津液
         1.津液の概念および作用
         2.津液の生理代謝
         [1]津液の生成
         [2]津液の運搬と排泄
        5.精と神
         1.精の概念および作用
         [1]先天の精
         [2]後天の精
         2.精の生成代謝過程(脾と腎の先天・後天の生理関係)
         3.神の概念および作用
         [1]広義的な概念
         [2]狭義的な概念
         4.神の生成と運用
         [1]神の生成および栄養
         [2]神の運用
        6.気・血・津液のまとめ
       2 臓腑が行う一般的生理活動
        1.臓と臓の協調によって行われる生理活動
         1.脾と心が協調して行う生理活動
         [1]血の生成と運搬
         [2]精神活動(神)の維持
         [3]病理
         2.脾と肺が協調して行う生理活動
         [1]宗気の生成
         [2]水液の代謝
         [3]病理
         3.脾と肝が協調して行う生理活動
         [1]血の生成および貯蔵
         [2]消化吸収活動の調節
         [3]病理
         4.脾と腎が協調して行う生理活動
         [1]水液の代謝
         [2]先天と後天の相互関係
         [3]病理
         5.心と肺が協調して行う生理活動
         [1]気血の相互運搬
         [2]病理
         6.心と肝が協調して行う生理活動
         [1]血の運搬と貯蔵
         [2]精神活動の調節
         [3]病理
         7.心と腎が協調して行う生理活動
         [1]体温調節(陰陽調節,火と水の関係)
         [2]病理
         8.肺と肝が協調して行う生理活動
         [1]気機の昇降調節
         [2]病理
         9.肺と腎が協調して行う生理活動
         [1]水液の代謝
         [2]呼吸の調節
         [3]病理
         10.肝と腎が協調して行う生理活動
         [1]血と精の相互生成および貯蔵
         [2]病理
        2.臓と腑の協調によって行われる生理活動
         1.対応する臓腑間に共通する生理関係
         2.対応する臓腑間に働く生理関係
         [1]心と小腸の生理関係
         [2]肺と大腸の生理関係
         [3]脾と胃の生理関係
         [4]肝と胆の生理関係
         [5]腎と膀胱の生理関係
       3 体内の循環・伝達系の役割をはたす経絡
        1.経絡の概念
        2.経絡の機能
         1.生理作用
         2.病理作用
         3.治療作用
        3.経絡の組成
         1.十二正経
         2.奇経八脈
         3.十二経別
         4.十二経筋
         5.十二皮部
         6.十五絡
         7.孫絡・浮
      
      第4章 病因
       1 病因の概念
        1.気血失調
        2.邪正盛衰
        3.陰陽失調
        4.臓腑経絡の失調
         [1]臓腑機能の失調による疾病発生
         [2]経絡の失調による疾病発生
       2 病因の分類
       3 各種病因
        1.六淫
         1.六淫の概念およびその発生
         [1]六淫の概念
         [2]六気
         [3]六気の六淫への転化
         [4]六淫による疾病の発生
         2.六淫の体内への侵入経路
         3.六淫の特性
         [1]風
         [2]寒
         [3]暑
         [4]湿
         [5]燥
         [6]火(熱)
        2.七情(精神素因)
         1.七情の概念
         2.七情と臓腑気機との五行論における関係
         [1]七情の五臓への分属
         [2]七情による気機への影響
         3.現代中医学で考える七情と臓腑気機との関係
         [1]七情はどれも心神を障害する
         [2]怒・思・憂・悲・恐・驚などの情志は,気機の運行を滞らせ肝を障害する
         [3]喜・憂・悲・思などの情志は,肺気や脾気を損傷する 
        3.飲食と労逸(生活素因)
         1.飲食不節
         [1]飢飽失常
         [2]偏食(飲食偏嗜)
         [3]飲食不潔
         2.労逸
         [1]肉体的過労
         [2]精神的過労
         [3]性行為の過剰
         [4]休息や安楽の過度(運動不足)
        4.痰飲と瘀血(内生素因)
         1.痰飲
         [1]概念
         [2]形成過程
         [3]病理特性
         2.瘀血
         [1]概念
         [2]形成過程
         [3]病理特性
        5.内生五邪
         1.内生五邪の概念
         2.内生五邪の特性および発生原因
         [1]内風
         [2]内寒
         [3]内湿
         [4]内燥
         [5]内火(内熱)
      
      付録
        1.五臓の生理作用
         [1]五華および五竅
         [2]主な生理作用
        2.奇恒の腑
      
      索 引