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中国傷寒論解説
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中国傷寒論解説

商品コードISBN 978-4-924954-65-6

著者:劉渡舟
訳者:勝田正泰・川島繁男・菅沼伸・兵頭明
A5判 並製 264頁
2001年 3月22日(第1版)発行

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定価:3,740(本体3,400円+税)
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中国『傷寒論』研究の第一人者による名解説。

逐条解説でなく,『傷寒論』の精神を深く把握しながら,条文の意味を理解させる。
著者と先人の見事な治験例も収載。
 
  • 目次
    • 
      『中国傷寒論解説』の出版にあたって…藤平 健
      凡例
      
      第1章 概論
       第1節『傷寒論』の成立と歴史
       第2節『傷寒論』はどんな書物か
       第3節「六経」とは何か
       第4節 六経病の伝変
       第5節 六経病の主証・兼証・夾雑証
       第6節『傷寒論』の治法と方剤
       第7節『傷寒論』の弁証論治の精神
      
      第2章 陰陽・寒熱の綱要
      
      第3章 太陽病の脈・証・治
       第1節 太陽病の弁証の綱要
       第2節 太陽病の経証
        1.太陽中風の証・治
         (1)桂枝湯の主証
         (2)桂枝湯の加減証
          桂枝加厚朴杏仁湯の証/桂枝加葛根湯の証/桂枝加附子湯の証/桂枝去芍薬,桂枝去芍薬加附子湯の証/桂枝加芍薬生姜各一両人参三両新加湯の証/桂枝去桂加茯苓白朮湯の証
         (3)桂枝湯の禁忌証
        2.太陽傷寒の証・治
         (1)麻黄湯の主証
         (2)麻黄湯の加減証
          小青竜湯の証/大青竜湯の証
         (3)葛根湯の証
        3.麻・桂・越婢合方の小汗証
         (1)桂枝麻黄各半湯の証
         (2)桂枝二麻黄一湯の証
         (3)桂枝二越婢一湯の証
       第3節 発汗禁忌の証
       第4節 伝経と不伝経
       第5節 太陽の腑証と治法
        1.太陽の蓄水の証・治
        2.太陽の蓄血の証・治
         (1)瘀血初期の証・治
         (2)瘀血形成後の証・治
         (3)瘀血の軽証と治法
       第6節 虚煩の証・治・治療禁忌
        1.梔子豉湯の証
        2.梔子豉湯の加減証
        3.梔子豉湯の禁忌証
       第7節 結胸の証・治
        1.大陥胸丸の証
        2.大陥胸湯の証
        3.小陥胸湯の証
        4.三物白散の証
        5.陥胸湯の禁忌と結胸証の予後
       第8節 心下痞の証・治
        1.半夏瀉心湯の証
        2.生姜瀉心湯の証
        3.甘草瀉心湯の証
        4.大黄黄連瀉心湯の証
        5.附子瀉心湯の証
        6.旋覆代赭湯の証
       第9節 太陽病の変証と治法
        1.表裏先後,標本緩急と陰陽調整の治療法則
        2.邪熱による喘の証・治
        3.協熱による下痢の証・治
        4.誤治による虚証と治法
         (1)心虚による悸の証
         (2)心虚による煩躁の証
         (3)心虚による驚狂の証
         (4)心陽虚による奔豚初期の証
         (5)心陽虚による奔豚の証
         (6)心陽虚による水気上衝の証
         (7)心虚による動悸と脈・結代の証
         (8)心腎の双虚の証
         (9)胃虚による水停の証
         (10)脾虚による煩気の証
         (11)脾虚による気滞腹脹の証
         (12)中寒による吐逆の脈・証
         (13)吐後の内煩の証
         (14)腎陽虚による水泛の証
         (15)腎陽虚による煩躁の証
         (16)腎陰陽の倶虚による煩躁の証
         (17)陰陽両虚と陰陽転化の証
         (18)証に随って治を施す
        5.火逆の変証
         (1)太陽中風を誤って火攻したとき
         (2)傷寒陽鬱を誤って火攻したとき
         (3)表実内熱を誤って火攻したとき
         (4)温病を誤って火攻したとき
         (5)陰虚を誤って火攻したとき
       第10節 太陽病の類証と治療
        1.温病
        2.風温
        3.風寒湿痺の証
         (1)桂枝附子湯の証
         (2)甘草附子湯の証
      
      第4章 陽明病の脈・証・治
       第1節 陽明病の弁証の綱要
       第2節 陽明病の成因
       第3節 陽明病の腑証と治法
        1.調胃承気湯の証
        2.小承気湯の証
        3.大承気湯の証
        4.麻子仁丸の証
        5.蜜煎導法
       第4節 陽明病の下法の適応と禁忌
       第5節 陽明病の経証と治法
       第6節 陽明病の熱証と治法
       第7節 陽明病の寒証と治
       第8節 陽明病の蓄血証と治法
       第9節 湿熱発黄の証・治
       第10節 陽明病の予後
      
      第5章 少陽病の脈・証・治
       第1節 少陽病の弁証の綱要
       第2節 少陽病の正治法
       第3節 少陽病の治療禁忌
       第4節 少陽病の病機の変化
       第5節 少陽病の権変治法
        1.柴胡桂枝湯の証
        2.大柴胡湯の証
        3.柴胡加芒硝湯の証
        4.柴胡桂枝乾姜湯の証
        5.柴胡加竜骨牡蠣湯の証
       第6節 熱が血室に入った証・治
      
      第6章 合病,併病
       第1節 太陽と陽明の合病
       第2節 太陽と少陽の合病
       第3節 陽明と少陽の合病
       第4節 三陽の合病
       第5節 太陽と陽明の併病
       第6節 太陽と少陽の併病
       第7節 少陽と陽明の併病
      
      第7章 太陰病の脈・証・治
       第1節 太陰病の弁証の綱要
       第2節 太陰の臓病の証・治
       第3節 太陰の経病の証・治
       第4節 太陰の経臓倶病の証・治
      
      第8章 少陰病の脈・証・治
       第1節 少陰病の弁証の綱要
       第2節 少陰病の寒証
        1.麻黄附子細辛湯と麻黄附子甘草湯の証
        2.附子湯の証
        3.真武湯の証
        4.四逆湯の証
        5.通脈四逆湯の証
        6.白通湯と白通加猪胆汁湯の証
        7.呉茱萸湯の証
        8.桃花湯の証
       第3節 少陰病の熱証
        1.黄連阿膠湯の証
        2.猪苓湯の証
        3.少陰の邪熱が太陽に外転した証
        4.四逆散の証
       第4節 少陰の咽痛の証・治
       第5節 少陰病の急下の証
       第6節 少陰病の治療禁忌
       第7節 少陰病の予後
      
      第9章 厥陰病の脈・証・治
       第1節 厥陰病の弁証の綱要
       第2節 厭陰病の寒熱錯雑の証・治
        1.烏梅丸の証
        2.乾姜黄芩黄連人参湯の証
        3.麻黄升麻湯の証
       第3節 厥陰病の寒証
        1.呉茱萸湯の証
        2.当帰四逆湯の証
       第4節 厥陰病の熱証
       第5節 厥陰病の病機の変化
       第6節 厥陰病の治療禁忌
       第7節 厥陰病の予後
      
      日中条文番号対照表・条文索引
      方剤名索引
      書名・人名索引
      病症名・術語その他索引
      編著者劉渡舟教授について…兵頭 明
      訳者あとがき…勝田正泰
      
      
  • 正誤表