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【図解】経筋学 -基礎と臨床-

【図解】経筋学 -基礎と臨床-

商品コードISBN 978-4-924954-98-4

【[電子版]販売中です】

著者:西田皓一
B5判 並製 2色刷 504頁
2008年 1月15日(第1版)発行

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いますぐ使える刺針技術の宝庫。

■本書の特色■
経筋学の実践治療マニュアル。
◇経筋療法を学体系化し,徹底した追試によってその効果を確認。
◇日常診療でよく遭遇する疾患から難病まで幅広くカバー。
◇経筋学の基礎から診断・治療を,豊富な図版によって解説。
◇具体性に富む内容で,明日からすぐに使える。

経筋学が治療できるのは運動器疾患だけではない。
経筋療法とは,たんに筋・筋膜の疾患を治療するものだと思っていないだろうか? 確かに経筋学とは現代の筋肉学・関節学といえるものであり,さまざまな部位の運動器疾患に有効である。しかし,経筋学にはいろいろな治療方法があり,その対象となる疾患も多岐にわたっている。心身症・顎関節症・梅核気といった精神疾患,線維筋痛症・冷え症・関節リウマチ・帯状疱疹による神経痛など,思いもかけない場面でも威力を発揮する。
 
  • 著者略歴
    • 
      西田皓一(にしだ・こういち)
      
      1937年6月生まれ。
      1963年神戸医科大学卒業。
      1964年神戸大学医学部循環器内科入局。
      1966年神戸労災病院内科勤務。
      1975年高知県農協総合病院内科医長。
      1977年西田順天堂内科を開業し,現在に至る。
      2004年高知大学医学部非常勤講師。
      2006年より高知大学医学部臨床教授。
      開業と同時に 現代医学と東洋医学の両方の立場から治療してきた。
      著書に『東洋医学見聞録』上巻(1999),中巻(2004),下巻(2007)(以上,医道の日本社),『【図解】経筋学―基礎と臨床―』(2008),『針灸一穴療法』(2008,共著)(以上,東洋学術出版社),『瘀血を治す』(2008),『抜缶療法の臨床応用』(2009),『「遠位置針―患部運動」による疼痛緩和療法』(2010)(以上,ヒューマン・ワールド),『線維筋痛症は針灸治療で治せる』(2008),『奇経療法の臨床応用』(2011)(以上,たにぐち書店)。
      監修に『目の体操』(マキノ出版,2005)がある。
      2008年『東洋医学見聞録』が評価され第22回「間中賞」を授与される。
      
      
  • 目次
    • 
       全身の骨格と筋肉
      はじめに
      内容説明
      凡例
      著者紹介
      
      
      【基礎篇】
      
      第1章 緒論
      1   経筋の概略―経筋とはどんなものか
      2   経筋学はなぜ必要か
      3   経筋と経脈の相違点
      
      
      第2章 経筋学の基礎知識
         はじめに
      1   経筋システム(系統)とは
      2   経筋システムの生理作用
      3   経筋システムに影響を及ぼすもの
        1 経脈と経筋の関係
        2 経別と経筋の関係
        3 皮部と経筋の関係
        4 臓腑と経筋の関係
        5 骨と経筋の関係
        6 気街と経筋との関係
      4   経筋病症の病因病理
      5   経筋病巣の病理所見
      6   経筋病巣の好発部位
      7   経筋が病むとどのような症状が現れるのか
      
      
      第3章 十二経筋の走行とその病症
        はじめに
      1―[足三陽経筋の走行とその病症]
      1   足太陽経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      2   足少陽経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      3   足陽明経筋
        1 問題点と特徴
        2 走行
        3 病症
      2―[足三陰経筋の走行とその病症]
      1   足太陰経筋
        1 走行
        2 病症
      2   足少陰経筋
        1 走行
        2 病症
      3   足厥陰経筋
        1 走行
        2 病症
      3―[手三陽経筋の走行とその病症]
      1   手太陽経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      2   手少陽経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      3   手陽明経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      4―[手三陰経筋の走行とその病症]
      1   手太陰経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      2   手少陰経筋
        1 走行の特徴
        2 走行
        3 病症
      3   手厥陰経筋
        1 特徴
        2 走行
        3 病症
      
      
      第4章 十二経筋の走行と臨床応用
        はじめに
        1 十二経筋の治療のために大事なこと
        2 十二経筋の走行の特徴
      1―[足三陽経筋の走行と臨床応用]
      1   足太陽経筋
        1 足太陽経筋の特徴
        2 足太陽経筋の臨床応用
         A―下肢から臀部までを走行するライン
         B―臀部より直上するライン
         C―腋下から缺盆・完骨・鼻を行くライン
         D―肩髃に結ぶライン
         E―舌本に結ぶライン
        3 足太陽経筋のまとめ
      2   足少陽経筋
        1 足少陽経筋の概略
        2 足少陽経筋の臨床応用
        3 足少陽経筋のまとめ
      3   足陽明経筋
        1 足陽明経筋の概略
        2 足陽明経筋の臨床応用
        3 足陽明経筋のまとめ
      4   足三陽経筋のまとめ
      2―[足三陰経筋の走行と臨床応用]
      1   足太陰経筋
        1 足太陰経筋の概略
        2 足太陰経筋の臨床応用
        3 足太陰経筋のまとめ
      2   足少陰経筋
        1 足少陰経筋の概略
        2 足少陰経筋の臨床応用
      3   足厥陰経筋
        1 足厥陰経筋の概略
        2 足厥陰経筋の臨床応用
      4   足三陰経筋のまとめ
      3―[手三陽経筋の走行と臨床応用]
      1   手太陽経筋
        1 手太陽経筋の概略
        2 手太陽経の臨床応用
      2   手少陽経筋
        1 手少陽経筋の概略
        2 手少陽経筋の臨床応用
      3   手陽明経筋
        1 手陽明経筋の概略
        2 手陽明経筋の臨床応用
      4   手三陽経筋のまとめ
      4―[手三陰経筋の走行と臨床応用]
      1   手太陰経筋
        1 手太陰経筋の概略
        2 手太陰経筋の臨床応用
      2   手少陰経筋
        1 手少陰経筋の概略
        2 手少陰経筋の臨床応用
      3   手厥陰経筋
        1 手厥陰経筋の概略
        2 手厥陰経筋の臨床応用
      4   手三陰経筋のまとめ
      ・―[第4章のまとめ]
      
      
      
      【臨床篇】
      
      第1章 経筋病の診断方法
        1 診断法の概略
        2 望診
        3 聞診
        4 問診
        5 切診
        6 経筋病巣はどこを探せばよいのか
      
      
      第2章 経筋病の治療方法
      1―[推拿による経筋病の治療]
      2―[皮内針による経筋病の治療]
        1 体表面(皮部)に現れる痛みと深部の痛みの関連性
        2 皮内針の特異な点
        3 皮内針の弱点
        4 皮内針の刺針方法
        5 皮内針の適応と限界
        6 皮内針の治療法
        7 皮内針による治療例
      3―[刺針による経筋病の治療]
        1 「三通法」における3つの治療法
        2 針の長さ
        3 刺針の操作
        4 経筋病に対する刺針の手順
        5 経筋病のための取穴法
        6 経筋療法の効果をさらに上げる手法
      4―[灸頭針による経筋病の治療]
        1 灸頭針の適応
        2 灸頭針の手技
        3 灸頭針の取穴部位
        4 灸頭針の効果機序
      5―[刺絡による経筋病の治療]
        1 細絡・瘀斑の好発部位
        2 刺絡療法の特徴
        3 経筋病巣に対する刺絡の臨床効果
        4 刺絡の方法と用具
        5 どこに刺絡をするのか
        6 刺絡の禁忌と注意事項
      6―[火針による経筋病の治療]
        1 火針の効果機序
        2 火針治療時の注意と禁忌
        3 火針の適応症
        4 火針のための道具
        5 火針の針の使用法とその要点
        6 火針の取穴原則
        7 火針の刺針法
        8 火針後の注意点
        9 火針療法でなければ治らなかった症例
      
      
      第3章 常見される経筋病
      1―[精神的疾患]
        1 心身症の経筋療法
        2 顎関節症の経筋療法
        3 梅核気(咽喉部狭窄感)の経筋療法
      2―[全身疾患]
        1  線維筋痛症
        2  冷え症
        3  スポ-ツ障害
        4  慢性疲労症候群
        5  四肢の運動障害
        6  関節リウマチ(頑痺)
        7  帯状疱疹の頑固な神経痛
      3―[運動器疾患]
      1   頭・顔面部
        1 顔面神経麻痺
        2 三叉神経痛
        3 顔面筋痙攣
        4 筋過緊張性頭痛
        5 顎関節症
      2   頸部
        1 肩こり
        2 寝違え(落枕)
        3 頸椎症
        4 むち打ち症
        5 腕神経叢症候群
      3   肩関節
          肩関節痛
      4   上肢
        1 肘関節痛(ゴルフ肘・テニス肘など)
        2 手関節痛
        3 拇指腱鞘炎
        4 弾発指
      5   胸背部
        1 肋間神経痛(胸肋部痛)
        2 背筋労損
        3 肩甲挙筋労損
      6   腹部
        1 筋性腹痛症
        2 横隔膜痙攣(しゃっくり・吃逆)
        3 腰腹腿三連症候群
      7   腰臀部
        1 腰痛
        2 腰筋労損
        3 梨状筋症候群(坐骨神経痛)の治療
        4 器質的病変を伴った慢性腰痛(椎間板ヘルニア・変形性腰椎症・脊柱管狭窄症など)
        5 瘀血による腰痛
        6 坐骨結節部痛
      8   膝関節部
        1 膝関節痛の概要
        2 膝関節痛の治療
      9   下肢と踵部
        1 こむら返り(腓腹筋痙攣)
        2 足関節部の疾患
        3 踵部痛
        4 痛風発作
        5 瘭疽
      10   疑難病
      
      参考文献
      索引
      あとがき
        
      
      
      
      
      
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