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針灸三通法
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針灸三通法

商品コードISBN 978-4-904224-09-0

著者:賀普仁
訳者:名越礼子
日本語版監修:賀偉
A5判 並製 352頁
2009年10月20日(第1版)発行

通常購入

定価:4,400(本体4,000円+税)
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「通」を基本に据えた賀氏の3つの通法のすべて。

病気の原因は種々あるが,治療の目的はただ1つ。それは「通」である。
毫針による微通法,火針による温通法,三稜針による強通法。
賀普仁氏がまとめ上げた3つの通法の適応範囲はとても広い。


◆本書の内容◆
「通」を基本に据えた賀氏の3つの通法をあますところなく紹介。
三通法とは,微通・温通・強通の3つの針法のこと。
微通法とは,毫針による刺針法。
温通法とは,火針および灸を用いた針灸の方法。
強通法とは,三稜針による刺針を主とする刺絡法。
三通法は,『内経』の通調理論にもとづき,さらに歴代の医家の経験を吸収して,著者の臨床経験によって総括した,極めて実践的な針灸。


本書では,それぞれの刺法の特徴はもちろん,施術方法もていねい,かつ具体的に紹介。
豊富な症例によって,具体的な運用方法を再現性をもって学べる。

 
  • 著者略歴
    • 
      【著者略歴】
      賀普仁(が・ふじん)
      1926年生まれ。河北省淶水県出身。字は師牛,号は空水。針灸家,武術家。
      14歳のとき,北京の針灸名家である牛沢華に師事して医を学ぶ。その8年後に独立し,1956年北京中医医院に配属され,以後30年にわたって針灸科の主任を務める。現在,北京中医医院主任医師・教授。中国針灸学会高級顧問・北京針灸学会会長・北京針灸三通法研究会会長・中国国際針灸試験センター副主任・中国科協委員など。2007年中国初の無形文化遺産針灸伝承人に選ばれ,2009年には国医大師に指定された。
      代表的な著作に,『針灸治痛』『針具針法』『針灸歌賦臨床応用』『亳針療法図解』『火針療法図解』『三棱針療法図解』『針灸三通法の臨床応用』などがある。近年『臨床点評本中華針灸宝庫・明清巻』を出版。本書は中国歴史上はじめての官修針灸書籍であり,賀氏私蔵の100冊近い古典籍と,国内外から集めた計153冊におよぶ明清代の針灸古典籍を標点・整理したものである。賀氏は中国で一番の針灸蔵書家といわれる。
      
      【訳者略歴】
      名越礼子(なごし・れいこ)
      1939年 横浜生まれ
      1962年 お茶の水女子大学理学部卒業
      1968年 同大大学院人文科学研究科修士課程修了(中国史専攻)
      1968年 一橋大学経済学部助手
      1979年 東京医療専門学校 鍼灸専科卒業
      1980年 欅鍼灸院開設(東京府中市)
      2004年 東京医療専門学校教員養成科非常勤講師
      著書:『中日英医学用語辞典』(共著)・『家庭でできる温灸療法』
      監訳:『東医寿世保元』(三冬社)
      翻訳:『[症例から学ぶ]中医針灸治療』(東洋学術出版社)
      
      【日本語版監修者略歴】
      賀偉(が・い)
      中国・北京生まれ。北京中医学院(現・北京中医薬大学)卒業。父・賀普仁に師事。
      1989年来日。東京医科歯科大学大学院で漢方薬を専攻し,早稲田医療専門学校を卒業。厚生省(現・厚生労働省)の鍼灸資格取得。精誠堂針灸治療院を開院(東京都世田谷区)。北京針灸三通法研究会理事。日本針灸三通法研究会会長。著書に『針灸の医学』(講談社)がある。
      
      
  • 目次
    • 
      序
      本書を読むにあたって
      
      第1章 緒論
       第1節 賀氏針灸三通法の概略
        賀氏針灸三通法の基本は「通」
        賀氏針灸三通法の基本は微通・温通・強通の3法
       第2節 針灸三通法の形成
        賀氏針灸三通法の理論的な基礎は『内経』
        賀氏針灸三通法は歴代の医家の思想の精髄を吸収
        賀氏針灸三通法は個人の学術経験の融合
      
      第2章 微通法
       第1節 微通法の概念
       第2節 針に熟練するための身体トレーニングと気の練功
       第3節 微通法の施術
        1.刺入
        2.候気
        3.行気法
        4.補瀉法
        5.置針法
        6.抜針法
       第4節 正しい刺激量の決め方
        臨床症状の分析
        年齢による区別
        職種による区別
        性別による区別
        肥瘦による刺激量の区別
        季節および気候の影響
        気候風土と習慣
        部位による違い
       第5節 刺激の効果と臨床実践
       第6節 適応症と注意事項
       第7節 典型的な症例の治験
        1.脳血管障害
        2.眩暈〔めまい〕
        3.暈厥〔失神〕
        4.脳振盪後遺症
        5.小舞踏病
        6.頭揺
        7.癲癇
        8.癲狂〔精神障害〕
        9.ヨク病〔ヒステリー〕
        10.微熱
        11.慢性気管支炎
        12.胸膜炎
        13.震顫〔振顫〕
        14.肩関節周囲炎
        15.腰腿痛
        16.顔面神経炎〔顔面神経麻痺〕
        17.偏頭痛〔片頭痛〕
        18.周期性麻痺
        19.橈骨神経麻痺
        20.心筋異常
        21.嘔吐
        22.呃逆〔しゃっくり〕
        23.放射線障害
        24.腸癒着〔腸管癒着症〕
        25.水腫〔浮腫〕
        26.慢性腎炎
        27.淋病
        28.癃閉〔排尿障害・排尿困難〕
        29.遺尿〔夜尿症〕
        30.遺精
        31.陽痿〔インポテンス〕
        32.肛門瘙痒
        33.口腔潰瘍
        34.失音〔失声症〕
        35.網膜炎
        36.視神経萎縮
        37.複視
        38.眼瞼下垂
        39.斜視
        40.白内障
        41.鼻炎
        42.耳鳴り・耳聾〔難聴〕
        43.甲状腺腫大
        44.リンパ節炎
        45.白癜風〔白斑〕
        46.湿疹
        47.蕁麻疹
        48.神経性皮膚炎
        49.鵝掌風〔手部慢性湿疹〕
        50.対側性進行性掌蹠紅斑角皮症
        51.脱毛
        52.脱肛
        53.蟯虫病〔ぎょう虫症〕
        54.子宮脱
        55.不妊症
        56.卵管留水症
        57.子宮筋腫
        58.溢乳〔乳汁漏出〕
        59.小児麻痺〔ポリオ〕
        60.驚厥〔小児のひきつけ〕
        61.知恵遅れ
        62.多動症
        63.口吃〔どもり〕
       
      第3章 温通法
       第1節 火針療法の歴史
        火針の品質
        火針の加熱
        火針の刺法
        火針の刺入深度
        火針の適応症
        火針の効果
       第2節 温通法のメカニズムと適応症
        祛寒除湿
        清熱解毒
        消癥散結
        祛腐排膿
        生肌斂瘡
        益腎壮陽
        昇陽挙陥・温中和胃
        宣肺定喘
        通経止痛
        祛風止痒
        解痙止攣
        除麻
       第3節 温通法の針具
        細い火針
        中ぐらいの太さの火針
        太い火針
       第4節 温通法の施術
        火針療法における操作上の必要事項
       第5節 温通法の刺法
        1.針具の太さの分類
        2.刺針方法の分類
        3.抜針の速さの分類
       第6節 典型的疾患の治療例
        1.脳血管障害の後遺症
        2.哮喘〔喘鳴を伴う呼吸困難〕
        3.胃下垂
        4.腸管癒着症
        5.便溏〔下痢〕
        6.顔面筋痙攣
        7.鶴膝風〔膝関節の腫大・疼痛〕
        8.痿証〔四肢の運動麻痺〕
        9.小児麻痺後遺症
        10.多発性神経炎
        11.脳振盪後遺症
        12.アキレス腱断裂
        13.捻挫
        14.頸部リンパ節結核
        15.甲状腺腫
        16.血管腫
        17.耳下腺炎
        18.多発性大動脈炎
        19.閉塞性血栓血管炎
        20.血栓性静脈炎
        21.下肢の慢性潰瘍
        22.皮下腫瘤
        23.腱鞘囊腫
        24.卵巣囊腫
        25.胯癰〔鼠径部の癰腫〕
        26.乳がん
        27.外陰白斑
        28.バルトリン腺膿瘍
        29.神経性皮膚炎
        30.凍瘡〔しもやけ〕
        31.翼状片
        32.鼻出血
        33.鶏眼〔うおのめ〕
      
      第4章 強通法
       第1節 瀉血療法の歴史
       第2節 強通法のメカニズムと応用
        解熱作用
        止痛作用
        解毒作用
        瀉火作用
        止痒作用
        消腫作用
        痺れを治す作用
        嘔吐を抑える作用
        止瀉作用
        救急治療
       第3節 強通法の針具と刺法
        三稜針
        毫針
        梅花針
        緩刺法
        速刺法
        挑刺法
        囲刺法
        密刺法
       第4節 強通法の禁忌と注意事項
        患者の禁忌
        手法の禁忌
        大・中動脈の刺針の禁忌
        腧穴を正確に取る
        消毒を徹底する
        針具が鋭利である
        持針の確実性
       第5節 典型的な疾患の治療例
        1.発熱
        2.流行性脳脊髄膜炎
        3.高血圧症
        4.三叉神経痛
        5.麻木〔痺れ・知覚麻痺〕
        6.急性胃腸炎
        7.疳積〔小児の慢性栄養不良〕
        8.急性結膜炎
        9.酒サ鼻
        10.脱毛症
        11.痤瘡〔アクネ〕
        12.黄褐斑〔肝斑〕
        13.毛囊炎
        14.湿疹
        15.帯状疱疹
        16.アレルギー性皮膚炎
        17.汎発性神経性皮膚炎
        18.牛皮癬〔乾癬・鱗屑癬〕
        19.舌腫〔舌が腫れて痛む〕
        20.丹毒
        21.下肢静脈瘤
      
      [参考資料]賀氏針灸三通法による頸椎症治療265例の臨床報告
        1.臨床データ
        2.治療方法
        3.治療結果
        4.典型的な症例
        5.考察
      
      【付録】本書で用いられた腧穴の一覧表
      あとがき
      索引