閉じる

中医臨床 通巻124号(Vol.32 No.1)

中医臨床 通巻124号(Vol.32 No.1)

商品コードc124

特別連載/循環器疾患〈前篇〉
2011年 3月20日発行

通常購入

定価:1,728(本体1,571円+税)
1,728(本体1,571円+税)
0ポイント
1,571
1,571
0ポイント
販売期間外の商品です

お気に入りに追加

この商品について問い合わせる

【特別連載】循環器疾患〈前篇〉
循環器疾患に関する中医学治療の歴史は長いものの,近年の現代医学における医療機器の発達や精密な診断学体系の確立,さらに膨大な疫学研究が加わり,この分野における中医学の役割はかなり限定されたものになっているかのようにみえる。
しかし,中医学は独特の治療法を有しており,古代から連綿と伝わっている伝統医学の概念が重要な役割を果たすことを忘れてはならない。
今回の企画では,主要な循環器疾患の病因病機と治療について取り上げる。前篇では高血圧症を紹介する。


 
◆本号の主な内容

【特別連載/循環器疾患〈前篇〉】
■ 新連載[大剤の応用]附子(仝小林)
■[視点]中国の方証相対研究
■[内経入門]『黄帝内経』を勉強するのはなぜ(斉藤宗則)
■[鍼灸特集]月経痛
■[奥義開陳]程莘農が伝える鍼灸における3つの要 (一)弁証論治
■[鍼灸論壇]個人的補瀉法(浅川要)


 
  • ◆目次
    • 
      第124号(第32巻第1号)
      
      
      【特別連載/循環器疾患〈前篇〉】
        (医学生のための漢方医学【臨床篇】編集委員会)
       ◆総論/循環器領域における中医学治療
       ◆各論/高血圧症
      *新連載/大剤の応用/剤量こそが方薬の神髄(仝小林)
      *大剤の応用/第1回/附子(仝小林)
      *中医診察ナビゲーション◇難治性疾患の弁証論治/補虚生髄法による外傷性延髄損傷治療(丁元慶)
      *師に学ぶ/国医大師・路志正先生4/火鬱を発散することで痤瘡(にきび)を治療する(李福海)
      *杏林春秋/花粉症と哮喘の病因病機およびその治法(木田正博)
      *杏林春秋/経方医学臨床録〈2〉(江部洋一郎)
      *視点/中国の方証相対研究/
       ①「症状反応」こそが経方弁証の拠り所(馮世綸)
       ②方証対応における「証」とは何か(熊興江)
      *『傷寒論』方薬解説/陰陽両虚証〈後篇〉(聶恵民)
      *傷寒論講座/『傷寒論』にまつわる疑問/[第2回]/傷寒の病ってなんだろう―宋以前篇― (別府正志)
      *新企画/内経入門/第1回/『黄帝内経』を勉強するのはなぜ(斉藤宗則)
      *興味深い論文/五苓散は「水」ではなく「気」を動かす方剤(楊暁慧・臧海洋)
      *国医大師 朱良春先生の臨床②/張錫純方による前立腺肥大症の治療(邱志済)
      *未病を治す智恵⑥/民間で受け継がれる中医学(藤田康介)
      *弁証論治トレーニング69/リウマチ1年(呉澤森・高橋楊子)
      *針灸特集/月経痛
       ・月経痛の基礎知識(荒井勝彦)
       1.月経期を捉える(金子朝彦)
       2.鍼灸と漢方薬の併用による痛経治療(関口善太)
       3.寒凝血瘀・気血虚損による月経痛の一症例(王栄)
      *興味深い研究報告/機能性月経困難症に対する十七椎穴の治療効果(山田春菜)
      *奥義開陳/程しん農が伝える鍼灸における3つの要/(一)弁証論治(楊金生・程凱ほか)
      *興味深い論文/「以痛為輸」と「阿是穴」はなぜ混同されるのか(趙京生)
      *特別寄稿/李氏家伝鍼灸の価値を振り返る(李伝岐)
      *News/日本版「李世珍の鍼」構築に向けて「李式伝統鍼灸,日本実践検討会」(編集部)
      *なるほど わかった!/中医の胸脇苦満と古方の胸脇苦満(奥野繁雄)
      *仮免鍼灸臨床からの脱皮/その5/ストレスを検証する/B級問診に潜む2つの罠(近江国広)
      *私の視点/頭針療法、頭皮針に改良を加えた治療法(白川徳仁)
      *寄稿/『代替医療のトリック』鍼灸の科学的根拠について考える(名越礼子)
      *鍼灸百話/第8話/病気を治すのは誰?(篠原昭二)
      *鍼灸論壇/個人的補瀉法(浅川要)
      *書籍紹介/
       ・『「傷寒 金匱」薬方大成 三味編』(中川良隆著)
       ・『漢方 中医学講座―漢方診療におけるQ&A』(入江祥史著)
       ・『こども薬膳』(辰巳洋著)