中医臨床のための温病学入門
商品コードISBN 978-4-904224-27-4
編著者:神戸中医学研究会
B5判 並製 216頁
2014年 4月10日(第1版)発行
B5判 並製 216頁
2014年 4月10日(第1版)発行
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久しく絶版となっていた神戸中医研の『温病学』が装いを新たにリニューアル。
■本書の紹介■
本書は,久しく絶版となっていた神戸中医学研究会の『中医臨床のための温病学』の再版。
新版では旧版の後半部の「温病名著(選読)」を割愛し,コンパクトに温病学の全体像を読み通せるようにした。本書によって,温病の概念と基礎理論および基本的な弁証論治をひととおり学ぶことができる。
わが国では『傷寒論』の解釈と運用に重点がおかれ,温病学は馴染みが薄い。しかし湿気の多い日本の気候風土では,じつは温病学の理論と処方を応用できる局面が多い。温病学はもともと外感熱病のために考案されたが,今では感染症ではない炎症性の疾患を中心に広く活用されている。特に難治性の疾患は「湿」と「熱」が関係していることが多く,そんなときにも温病学の考えが役立つ。
本書はそんな温病学を基礎から学べる本邦唯一のテキストである。
◇わが国には温病学を活かす局面が多い。
◇温病学は感染症はもとより,慢性・難治の疾患に広く活用できる。
◇神戸中医学研究会の『温病学』をコンパクトにリニューアル。