中医臨床のための医学衷中参西録 第1巻[傷寒・温病篇]
商品コードISBN 978-4-904224-30-4
翻訳者:神戸中医学研究会
A5判 並製 592頁
2014年11月20日(第1版)発行
A5判 並製 592頁
2014年11月20日(第1版)発行
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座右に置きたい近世の名著
近世の名医・張錫純が残した中医学書の金字塔。
中医学を土台に,西洋医学の有益なものを積極的に取り入れた張錫純の著作は,豊富な臨床経験に裏打ちされており,いまなお輝き続けている。
【本書の紹介】
◇清末民国代の名医・張錫純(1860-1933)の著作『医学衷中参西録』は,1918~34年の16年間に次々と刊行され,全七期30巻からなります。その後,第八期(遺稿)を加え,1934年に河北人民出版社から刊行されたものが現在に至っています。
◇書名の「衷中参西」とは,「衷中」すなわち中医学を確固たる土台のもとにして,「参西」すなわち西洋医学の学説・化学・薬物などを積極的に学んで有益なものを採用したという意味です。張錫純の学説・処方・用薬は,現代においても非常に高く評価されており,臨床においても広く活用されています。
◇本書は,全3巻シリーズの[第1巻]にあたります。第1巻では,傷寒および温病の箇所を抜粋し,第1章「処方」,第2章「医説・医話」,第3章「症例」,第4章「傷寒論講義」に分類しなおして1冊にまとめました。
*神戸中医学研究会では,すでに医歯薬出版から『医学衷中参西録を読む』を刊行しております(絶版)が,同書は張錫純の著書のおもに「薬物」の部分を抜粋して刊行したものです。本シリーズでは張錫純の著書のほぼ全篇を収載しています。