中医臨床のための医学衷中参西録 第2巻[雑病篇]
商品コードISBN 978-4-904224-37-3
翻訳者:神戸中医学研究会
A5判 並製 736頁
2015年 8月 8日(第1版)発行
A5判 並製 736頁
2015年 8月 8日(第1版)発行
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座右に置きたい近世の名著
近世の名医・張錫純が残した名著の中核をなす第2弾。
第1巻「傷寒・温病篇」に続く第2巻では,一般臨床医にとってなじみ深い内傷雑病を取り上げる。豊富な臨床経験に裏打ちされた張錫純の著作は,いまなお輝き続けている。
【本書の紹介】
◇清末民国代の名医・張錫純(1860-1933)の著作『医学衷中参西録』は,1918~34年の16年間に次々と刊行され,全七期30巻からなります。その後,第八期(遺稿)を加え,1934年に河北人民出版社から刊行されたものが現在に至っています。
◇書名の「衷中参西録」とは,「衷中」すなわち中医学を確固たる土台のもとにして,「参西」すなわち西洋医学の学説・化学・薬物などを積極的に学んで有益なものを採用したという意味です。張錫純の学説・処方・用薬は,現代においても非常に高く評価されており,現在の臨床においても広く活用されています。
◇全3巻シリーズの[第2巻]は,一般臨床医にとって身近な内傷雑病(内科・小児科・婦人科・泌尿器科・外科・耳鼻科・眼科・精神科などを含む)の箇所を抜粋し,第1章「処方」,第2章「医説・医話」,第3章「症例」に分類しなおして1冊にまとめたものです。
*神戸中医学研究会では,すでに医歯薬出版から『医学衷中参西録を読む』を刊行しております(絶版)が,同書は張錫純の著書のおもに「薬物」の部分を抜粋して刊行したものです。本シリーズでは張錫純の著書のほぼ全篇を収載しています。